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おまたせしました。予告しました「英雄幻想」のサポート記事です。
掲載した英雄に関するメモやデザインコンセプトを書き綴っていきますので、シナリオ作成のご参考にして頂ければ幸いです。

タフム
魔神/英雄 タフムーラス
ゾロアスター教版のソロモン王といった感じの英雄。Fateのクラスとしてはライダーをイメージ。
魔王アーリマンを馬に変えて乗り回したという逸話から、公式データのアーリマンの弱点である魔力属性のスキルを持たせました。
データ上はアーリマンに乗っている状態ではありませんが、高位のデーヴ(ペルシアの魔族で、インドのディーヴァ神族と同根)に騎乗しています。
公式サプリ「ラグナロク」でいうと、ヤザタ神族の英雄ですね。


シャンゴ
破壊神/軍神 シャンゴ
ブラジルの民間信仰カンドンブレの神。Fateのクラスとしてはセイバーをイメージ。
暴君の神格化だけど正義と裁きの神だというポジションが、ギリシャ神話のミノス王(ミノタウロスの義父で冥界の裁判官の一人)を連想させます。
カンドンブレはヴードゥー教に近い信仰なので、ロア神族に加えても良いと思います。
アフリカを支配するとされているソロモン72柱の悪魔キマリスなんかも、ロアの神々に絡ませると面白いかも知れません。


ストイシャ
龍神/英雄 ストイシャ
ユーゴスラビア民話の英雄。Fateのクラスとしてはアーチャーをイメージ。巨大メイスと炎を飛ばすという感じです。
素手でドラゴンをねじ伏せて生け捕りにするという、マイナー英雄にしては破格な逸話持ち。
義兄弟の龍王ムラデンから「龍さえ焼き尽くす炎」を獲得してるイメージでデザインしました。
イラストではマスコットのウサギを着けてますが、龍王の好物だからです。
神話勢力としては…。

ここで、ちょっと英雄の話から外れますが、スラブ系(東欧・ロシア圏)の悪魔の話を少々。

スラブ系悪魔
チェルノボグやトリグラフなどの神、キキーモラやルサールカのような妖精、ストリゴイイやクドラクといった吸血鬼(多くは人狼が死後に変化するとされる)が登場しており、メガテン作品に登場するスラブ系悪魔は少なくありません。
近年ではスラブ・ネオペイガニズム運動による信仰の復活や、文学者による神話世界の再構築が行われています。
これは、メガテンX的には一つの勢力を持っていて当然でしょう。

スラブ系の神族名
しかし、メガテンXの公式サプリではスラブ系の神が属す勢力が設定されていません。
覚醒篇を見てみると「ヴィー」という神族名が表記されています。
「ヴィー」とは、ゴーゴリの小説で創作された邪眼を持つ悪魔で、FC版の女神転生またはSFC版旧約女神転生では「地霊ヴィー」として登場します。
個人的には創作悪魔をスラブ系の代名詞として使うのには抵抗があるので、スラブ人を表す古い呼称から「ルーシ神族」という勢力名を提案したいと思いますが、いかがでしょう?


補足
覚醒篇では、アポリジニ神話の勢力を「ワンジナ」、ポリネシア神話は「マウイ」と表記していました。
今後の記事でもこれに倣って表記したいと思います。
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